2023.03.28
【雑誌記事】 モノ・マガジン 「リビングに置けるコンパクトピアノ」
カワイ アップライトピアノ 「NF-15」 に新色追加!!
リビングに置けるコンパクトピアノ
美しいピアノの音が優しく響きわたる上質な空間には福が来る。ニューノーマルなライフスタイルに最適なナチュラルカラーが追加された話題のコンパクトピアノ・カワイ「NF-15」がリビングを癒しの空間へと導く。
写真/油科康司 文/下川冬樹
モノ・マガジン 2020年11月16日号より転載
リビングで気軽に弾けるナチュラルカラーのピアノ
長い巣ごもり生活の中で、ピアノを新しくはじめた人、あるいは再開した人が増えているという。腕前は別にして、鍵盤を押すだけですぐに音が出せるピアノは、自宅で気軽に弾けて、家族や友人と一緒に楽しめるという点で有意義な楽器であることに変わりはない。そこでおすすめしたいのが、最近のニューノーマルなライフスタイルにもフィットする新機軸ピアノともいえるカワイの『NF -15』。今秋、部屋のリビングに自然にとけこむモカ、ブランの新カラー2色が追加された。
『NF -15』はちょうど1年前にカワイが直営店の限定モデルとして発売したコンパクトピアノ。部屋にシックになじみメンテナンスも楽々な黒艶消しPVC化粧仕上げを国内で初採用したモデルだが、高さ112㎝と部屋のどこにおいても圧迫感のないサイズ感で大好評を得ていた。加えて、そこそこいいグレードの中古ピアノやデジタルピアノと同価格帯という絶妙な価格設定で、ならば新品の生ピアノがいいと『NF -15』が選択肢に入るのは極自然なこと。デザイン、サイズ、価格の全てにおいてピアノの新しい魅力を発信する役割を担うカワイの意欲作だ。
「やはりピアノを弾くなら鍵盤のタッチを感じていただきたいのです。弦が鳴り響板に響く豊かな音が生ピアノの醍醐味です」とはカワイ表参道で鍵盤係を担当する寅岡美里さんだ。実際に『NF -15』を弾いてみると、豊かな音色に驚くが、コンパクトでもその豊かな響きを実現するための工夫が盛り込まれている。
「一般的なアップライトピアノに比べて全高を低く抑えていますが、鋳鉄のフレームで全体の張力を支えつつ、弦を斜めに敷きつめて低音の弦の長さをしっかりと稼ぐことで充分な低音を表現しています」
今回の新色追加も「木目を活かした北欧インテリア風の仕上がりになっていますが、最近ではご家庭のリビングにピアノを置く人が増えていますし、生活空間にピアノがあることで、いつでも自由に弾いて楽しむことができます。リビングで家具のように並ぶならば黒艶よりは今回のナチュラルカラーの方が親和性が高いので、インテリア的な佇まいも含めてピアノの新しい価値をご提案できれば」。ニューノーマルな暮らしのお供にカワイの『NF -15』ありだ。
今回、NF-15の魅力をうかがったのがカワイ表参道でピアノに関する総合的なアテンドを行う“鍵盤係”の寅岡美里さん。
「木がしっかりと鳴っている感覚を堪能できます!」。
NF-15をおすすめする4つの理由
1.ページの多い楽譜に対応 ワイド譜面台
ページ数の多い楽譜をズラッと広げられるワイド譜面台搭載で本格的な演奏もスムーズ。夫婦や子どもとのピアノ連弾でも大活躍してくれる。演奏中の楽しさを広げるカワイの細やかな気遣いがうれしいではないか。
2.キッズも安心 ソフトフォールシステム
昔、ピアノの鍵盤蓋に手を挟んで痛い思いをしたという人も少なくないと思うが、イマドキのピアノはそんな心配はご無用。鍵盤蓋がゆっくりと閉まるソフトフォールシステム採用で、小さい子どもも安心して演奏できる。
3.インテリアにもなじむ マットな外観
外装表面はピアノの新潮流、艶消しPVC化粧仕上げを採用。部屋になじむインテリア性を演出するとともに、従来の“黒艶”に比べて指紋、ホコリがつきにくく手入れが簡単という実用的メリットも。
4.コンパクトさを感じさせない 豊かな音色
リビングに圧迫感なく設置しやすい高さ112㎝のコンパクトサイズでありながらも、充分に迫力のある明るい音色を響かせてくれるのも大きなポイントだ。アナログな鍵盤タッチの抑揚による感情表現が楽しい。
NF-15 Mocha(モカ)
今秋、NF-15のラインナップに追加された新色のモカ。木目を活かしたナチュラルな佇まいがリビングをはじめどの部屋にも優しくなじむ。
NF-15 Blanc(ブラン)
モカと同じく今秋の新色、ブラン。北欧テイストを感じせる白いインテリアピアノはニューノーマルなライフスタイルのリビングにぴったりだ。
NF-15 Noir( ノワール)
スタンダードの黒艶消しモデル。デザインと性能を両立し、コンパクトかつ生ピアノとしてはリーズナブル価格に抑えたカワイの新機軸ピアノだ。